「Soul Musicを聴こう」を終了いたします。
これまで長い間ありがとうございました。
show-zono
- 2009/10/14(水) 22:31:10|
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はじめてこの曲が耳に飛び込んできたときは、
思わずMichael Jacksonの新譜だと思った。
Michael Jacksonの全盛期にライティングを担当していた
Rod Tempertonの香りを大量に含んでいたから。
Ne-Yoの「Nobody (2008)」。

騙された。
Ne-Yoはアーティストとして大成するまでのあいだ、
食うためにMichael Jacksonの曲をクラブで散々歌ったらしい。
だからか。
Ne-Yoはこの「Nobody」をMichael Jacksonへのオマージュといった。
こういうアーティストがまだこの世界に現存することが頼もしい。
昨年、この曲を聴いたMichael Jacksonは、Ne-Yoに電話をし、
現在取り組んでいるレコーディングの曲のライティングを依頼したという。
残念ながらその曲は日の目を見ることはなかったね。
あれから1ヶ月。
私はこの「Nobody」に触れなぜか溜飲を下げた。

この曲は運転中に聴くものではない。
アクセルを必要以上に踏み込んでしまうから。
「Nobody (2008)」 Ne-Yo
- 2009/08/09(日) 00:04:13|
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今年は、毎年出かけるはずの花火大会を断念した。
ビルボード東京でMarlina Shawのライブが行われたからだ。
しかも脇を固めるのは、David T. Walker (Guitar)、Chuck Rainey (Bass)、
Harvey Mason (Drums)、Larry Nash (Keyboad)という。

これは事実上、「Who Is This Bitch, Anyway (1974)」のライブなのである。
恐ろしい時代になったものだ。
こんなものと合い間見えることができるなんて。
すでに初老の年代に入ったMarlinaとプレイヤーたち。
Marlinaが32歳の年にリリースされた名盤からすでに35年が経過し、
67歳の「Who Is This Bitch, Anyway」が繰り広げられた。
それは芳醇な香りのウィスキーのように熟成し、
甘美な香りを撒き散らしていた。
そしてMarlinaはこの2009年においても間違いなくBitchだった。
ラストの「Loving You Was Like A Party」を歌い終わりステージを降りると、
Marlinaは付き人から杖を受け取りバックステージに消えていった。

時代は間違いなく流れている。
しかし美しい音楽は変わらない。
花火を断念したかいがあった。
「You Taught Me How To Speak In Love (1974)」 Marlina Shaw
- 2009/08/02(日) 00:14:36|
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私にとってはわりと最近の曲に触れる。
Chrisette Micheleの「Be OK (2007)」。
まだ27歳の若い女性シンガー。
私もこの年齢になると、Soul Musicの世界の新しい音を柔軟に受け入れ難くなったりする。
だけどたまにそういうハードルを無遠慮に飛び越えて、
琴線をかき鳴らす無法者と遭うことがある。

Chrisette Micheleは私にとってはそういうジャジャ馬娘のような存在だった。
彼女から放たれる声には、
チャーミングな愛らしさ、
そして底知れぬ力強さ、
強烈な不完全さが大量に含まれていた。
そして私は思わずこの「Be OK」に振り向いてしまい、
それからこのChrisette Micheleというシンガーを愛でるようになった。
70年代以前のSoul Musicを盲目的に崇拝し、
現代において「Soul Musicは死んだ」などとおっしゃる御仁がいるけれど、
それは実はSoul Musicが死んだのではなく、
残念ながらその方の感性が死んだだけの話なのかもしれない。

Chrisette Micheleの「Be OK」に触れそんなことを思った。
この曲はなんだか強い酒に合いそうだ。
「Be OK (2007)」 Chrisette Michele
- 2009/07/18(土) 20:20:57|
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「When a Man Loves a Woman」という曲はあるけれど、
「When Did You Stop Loving Me, When Did I Stop Loving You」という
タイトルが自虐的すぎるね。
「男が女を愛するとき」という素敵な曲があるけれど、
「君が僕を愛さなくなった時が僕が君を愛さなくなるとき」という
恐ろしくネガティブな曲。

Marvin Gayeの「When Did You Stop Loving Me, When Did I Stop Loving You (1978)」。
ポジティブなものが素敵で、
ネガティブなものが排除されるのであれば、
この世の中は、
筋肉隆々で頭脳明晰な人間のみが生き残る権利を与えられるんだろうな。
美しいもののなかには必ず「揺らぎ」がある。
「揺らぎ」とは、
迷い、苦しみ、哀しみ、後悔・・・・といった、
ネガティブな感傷たち。
だからこの曲は美しい。

多くのSoul Musicの評論家はこの曲の収録された「Here My Dear (1978)」を
ネガティブで私小説的すぎるという理由で酷評するけれど、
君たちがまかり間違って聖人君主なのなら、
二度とSoul Musicに触れないことを勧めるね。
「When Did You Stop Loving Me, When Did I Stop Loving You (1978)」 Marvin Gaye
- 2009/07/12(日) 00:22:48|
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