SOUL MUSICを聴こう

全ての汚れた同志たちに捧ぐ

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「Betcha By Golly Wow」 Phyllis Hyman

ソメイ・ヨシノという女性が、

とうとう、その妖艶な姿をあらわにし始めた。

騒ぎ立てる心を抑えるために私はゆっくりと酒を煽り、

この曲に手を伸ばした。


           phyllis hyman



Phyllis Hymanによる「Betcha By Golly Wow (1976)」。


Stylisticsによるこの曲を、これまで多くのアーティストがカバーをしたが、

私はこのPhyllis Hymanによる「Betcha By Golly Wow」がこの地球上で最も美しいと思う。


春の夜のしじまに、Norman Connors & Starship Orchestraの弦たちが響き渡り、

見上げるとそれに反応したかのようにソメイ・ヨシノが覆いかぶさってきた。


この花を夜に愛でるときは、

カラオケのような雑音ではなく最良の音楽で迎え撃たなければならない。

それが美しいものと対峙するときの礼儀であり、

美しいものを重んじる人間の流儀である。


そして、この「Betcha By Golly Wow」くらい美しいSoul Musicでないとこの景色を支えきれないのだ。


           yozakura3.jpg



  If I could, I'd catch a falling star・・

  To shine on you so I know where you are・・


  もし、あの星を手に取れたなら・・

  あなたがいる場所を知るために・・

  あなたを照らすでしょう・・



春は本当に短すぎる季節だと思う。




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  1. 2008/03/30(日) 17:22:10|
  2. Soul Music
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「And Don’t You Say No」 Roy Ayers

深夜になっても墨田川は春の香りを撒き散らしていた。

これが滝廉太郎のいう「春のうらら」だろうか。

浅草で飲まれてしまったときには、

ここで酔いを醒ます。


このうららに似合うSoul Musicが頭をかすめたら、

酔いのせいか、浅草名物「光るウンコ」さえもロマンティックなものに見えるから不思議だ。


          sumida-river2.jpg



Roy Ayersの「And Don’t You Say No (1978)」。


Roy Ayersは我々の間ではあまりにも有名なVibraphonist(ビブラフォニスト)で、

彼の音楽はCross Overと呼ばれるJazzの息吹を含んだ音楽。

だけど私にとっては紛れもないSoul Music。


数え切れない名曲をもつRoy Ayersだが、

この「And Don’t You Say No」はひときわ優しく洗練されていて、

この春のうららの隅田川に良く似合う。


              sumida-river.jpg



この深夜の隅田川に滝廉太郎よりもRoy Ayersが似合うなんて、

日本人としてどうかとも思うが、

No・・といわないでください。


それでは、そろそろ帰ります。





  1. 2008/03/23(日) 16:53:38|
  2. Soul Music
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  4. | コメント:5

「Groove With You」 Isley Brothers

昨夜の東京は春の嵐が吹き荒れ、

一夜明けたら、あたりは沈丁花が香り始めていた。

やがて訪れる緩やかな季節を知らせるように、

わざと風の強い季節を選んで咲く花たちが人知れず準備を始めていた。


              桜つぼみ



この花のつぼみを見上げていたら何故か切ない気持ちになり、

持ち歩いていたこの曲が、

私の中でゆっくりと化学変化を起こしはじめた。


Isley Brothersの「Groove With You (1978)」。


T-Neck時代のIsley Brothersの作品たちは本当に素晴らしい。


この「Groove With You」は、

リリースされてから30年後の春の日に、

まだ誰かの心を静かに揺すぶり続けている。


           桜つぼみ2



この花が咲き乱れるようになったら、

またこの「Groove With You」をここに連れてこようか。


恐ろしく似合うと思うから。



  1. 2008/03/15(土) 22:16:54|
  2. Soul Music
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「Learning How To Love You」 Leon Ware

禁断のアルバムに針を落とし、

飛び込んでくるDavid T. Walkerの狂気を含んだカッティングは、

私の深い酔いを一蹴し、

微熱を帯びたこの魂を、

難解な影を含んだ世界にそっと招き入れた。


Leon Wareの「Musical Massage (1976)」の1曲目に収録されている

「Learning How To Love You」。


             LeonWareMusicalMassage.jpg



耳に覚えのあるこの景色は、

至高の名作、Marvin Gayeの「I Want You (1976)」と同じ感覚を呼びおこすこの景色は、

この曲が私にとっての「結晶」であることを

静かに、そして饒舌に語りつくしていた。


「難解」だからとこの世界感を敬遠する御仁がいるが、

相容れない幼稚な世界観の持ち主に、

私は語りかける言葉を持っていない。


もし、この音楽がなかったら、

この景色が存在しなかったら、

1976年という時代にLeon Wareというアーティストが存在していなかったら、

このSoul Musicという世界に私がこれだけのめりこむことはなかっただろう。


             turntable.jpg



この音楽の持つ景色に触れてなにも感じない方は、

この「Soul Musicを聴こう」をこの先読まれても、

あまり面白くないでしょうから、

やめたほうがよいでしょう。


そして、音楽の愛し方を修練されることを強くお奨めいたします。




  1. 2008/03/08(土) 22:59:25|
  2. Soul Music
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  4. | コメント:8

「Hold Me」 Sheila E

吹きすさぶ冷たい風は、

やがて到来する季節の匂いを含み、

私にとっての暗黒の季節の出口が近いことを、

それとなく知らせてくれた。


Eddie Mというジャズ・サキスフォニストの「Ward Street (1998)」というアルバムに、

この曲が収録されていた。

Sheila Eの「Hold Me」。


            sheila e



Eddieのサキスフォンに絡みつかれたSheilaのその声は、

麗しさと円熟味を増し、

1987年に生まれたこの曲が、

芳しい大人の女性の曲になっていた。


そして、まだ当時は背伸びをしてこの曲に触れていた私も、

ようやく、カカトを床につけてこの曲と向き合えるようになった。


残りわずかになったHarperの12年をグラスに流し込み、

Sheilaの声に身体ごとよりかかった。


  Every time I hear your voice・・・

  あなたの声を聞くたびに・・
  
  Touch me ・・・

  触れて欲しい・・

  Hold me・・・

  そして、抱きしめて欲しい・・


            400_6616.jpg



緩やかな季節は、

もうそこまで来ている。




  1. 2008/03/01(土) 23:18:03|
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