SOUL MUSICを聴こう

全ての汚れた同志たちに捧ぐ

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「Walk On By」 Dionne Warwick

春の移り気な天気のせいで、

東京は雨が降りしきり、

せっかくの週末を部屋で過ごした。


           Rain.jpg



1960年代のSoul Musicに触れることはほとんどない。

私にとってのSoul Musicとは、

1970年代に覚醒変化を起こして以降の、激しいまでに洗練を繰り返し、

黒人文化をある高みまで押し上げた音楽だと思っているからだ。


でも今日くらいはそんな御託は置いといて、


私の愛するBurt Bacharachが、当時「黒い真珠」と呼ばれたDionne Warwickに捧げた名曲、

「Walk On By (1964)」に針を落とす。


Burt Bacharachほど素晴らしい作曲家はいない。

彼の織り成すメロディは、あり得ないほどの郷愁感と優しさに溢れ、

そしてとてつもなく洗練されている。


私が生まれる数年前にリリースされたこの「Walk On By」に触れ、

経年劣化を起こさないこの美しさの理由をあらためてまざまざと知らされた。



Burt Bacharachは我々のようなSoul Musicを愛する人間にとっては、

愛すべき青い眼の侵略者なのである。


           bombay sapphire



いつもと違うSoul Musicは、

I.W. Harperではなく、

Bacharachと同じ眼の色のボトルのBombay Sapphireが、

よく似合う。



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  1. 2008/04/26(土) 23:21:19|
  2. Soul Music
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「It's Just Way I Feel」 Gene Dunlap

金曜日の東京は、朝から激しい春の嵐が吹き荒れ、

私は傘を壊され、あげくの果てに靴とスーツとを濡らされた。


夜にたどり着くのにどれだけの時間がかかったのだろう。

恐ろしく長い金曜日だった。


ようやく自分の場所にたどり着き、

美しいSoul Musicが私の耳に触れ、

私はゆっくりと自分を取り戻す。


           01.jpg



Gene Dunlapの「It's Just Way I Feel (1981)」。


地味なキャリアのセッション・ドラマーであったGene Dunlapが、

1981年にリリースした美しいSoul Music。


懐かしさと甘さを大量に含んだリフレインが、

静かなグルーブを波立たせながら、

ゆっくりと私に染みわたる。


決して心をかき乱されることなく、

私はゆっくりと静かに解き放たれた。


深夜には嵐も過ぎ去り、

朝から激しかった金曜日の終わりはとても静かだった。


           02.jpg



このリフレインのおかげで、

なんだかぐっすり眠れそうだ。



  1. 2008/04/19(土) 23:04:33|
  2. Soul Music
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「Meltdown」 Kokoh

美しく歪んだその音色は、

この静かな夜に、

そのタイトルのとおり、

私の魂をゆっくりと熔解させた。


Leon WareのプロデュースによりKokohが2006年にリリースした「Meltdown」のなかで、

Leon Ware自身のナンバーである「Meltdown (1995)」が蘇生されていた。


            kokoh.jpg



この「Meltdown (1995)」という曲は、

2006年にこのKokohというシンガーによって核融合を引き起こされ、

この曲に触れてしまった選ばれた人々の魂を、

確実に被爆させた。


ゆがんだ景色、

不埒な空気の匂い、

芳しいほどの色彩たちは、

私自身の鼓膜を静かに震わせ、

私の胸の中にある炉心を淀ませた。


健全なものだけを愛せるほど純粋ではない。

この音色から零れ落ちる屈折感を、

拾い上げられる人間にのみに与えられる資格を、

ただ貪り喰らうだけ。


            meltdown.jpg




Leon Wareの作品たちに触れるたび、

私の中に潜む、

不健全な魂の存在を、

否応なく自覚させられるのである。



  1. 2008/04/12(土) 22:09:18|
  2. Soul Music
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「Deeper Than Love」 Leon Ware

ひとつの季節が終わろうとしている。


わざと風の強い季節を選んで咲く花たちが、

今日の日の東京の強風にずっと以前から狙いを定めていたかのように、

その花びらを全身で空中に舞い上がらせていた。


           桜散る2



ひとつの季節の終わりは、

古いものとの訣別と新しいものとの出会いを意味している。


だけど自然の摂理に逆らって心に残り続けるもの、

長い時間軸をモノともせずに美しくあり続けるものがある。

美しいSoul Musicは長い時間軸を超越し、

良質なバーボン・ウィスキーのようにその味わいを深め続けている。


Leon Wareの「Deeper Than Love (1982)」。

恐らく、これまでその多様なアプローチで、私の魂を最も多く侵略したアーティスト。

そのLeon Wareが最もAORというフィールドに接近したアルバム「Leon Ware (1982)」に、

この曲が収録されていた。


この「Deeper Than Love」に触れると、

なぜか古い感傷が染み出し、

忘れかけていた顔、

遠い向こうに置いてきたものたちが、

一瞬にして連れてこられては、

消えた。


そして夢から目覚めたら、

来たるべき新しい季節を見据えながら、

私は前を向いてゆっくりと歩き出すことが出来る。


           桜 花びら



東京の桜も終わろうとしている。

次にこの花を見るまでに私は、

どんな美しいSoul Musicと出会えているだろうか。




  1. 2008/04/05(土) 22:57:27|
  2. Soul Music
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