SOUL MUSICを聴こう

全ての汚れた同志たちに捧ぐ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

「Misty」 Nancy Wilson

ぎすぎすした毎日からようやく週末前夜にたどり着いた。


年齢を重ねるほど背負うものが大きくなり、

しがらみが多くなっていく。

そんなものとは一生無縁で生きられると思っていたんだけどな。


            misty1.jpg


私の会社の社長はこの環境下でのCFOである私を慰労したいといってくれてるけど、

放っといてくれるのが私にとっては一番の慰労なのである。

そのお気持だけで結構です。


深々とソファーに座ると、店内にこの曲が染み渡り始めた。

Nancy Wilsonの「Misty」。


Nancy Wilsonのたおやかな声が、

Harperの12年とともに身体をめぐりはじめ、

凝り固まった心をゆっくりとほどいてくれた。


ジャズ・シンガーとしてのキャリアが長いNancy Wilsonであるが、

無意味なカテゴライズより、

この「Misty」の美しさのほうが私にとっては重要である。


美しい音楽。

美味な酒。

美しい風景。


相当な贅沢だな、これは。


              misty3.jpg



この週末の夜に私は、

Nancy Wilsonの「Misty」にしっかりと慰労してもらったのである。



Misty - Nancy Wilson
スポンサーサイト
  1. 2008/11/23(日) 00:24:16|
  2. Soul Music
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

「Sweet Baby」 George Duke

東京も秋が刻々と深まり、

表参道の木々の色彩からは緑が薄れはじめた。


なんとなく気弱になり、

めったにターンテーブルに乗ることのないGeorge Dukeの盤を手にとる。


             george duke


Stanley Clarkeとのコラボレーションによる名曲である「Sweet Baby (1981)」が、

2006年にリリースされた「In A Mellow Tone (2006)」のなかで

George Duke自身による弾き語りというかたちで蘇生されていた。


70年代から80年代にかけてのGeorge Dukeはブラックフュージョン界の先鋭キーボーディストであったけれど、

今の彼は純粋なひとりのピアニストなんだろうな。


そして私にはハンディ・キーボードをぶん回していた絶頂期の彼よりも、

この「Sweet Baby」を弾き語っている現在の彼のほうが、

なぜか素敵に見える。


この再生された「Sweet Baby」が最も似合う季節にこの曲に触れてしまい、

そんなことを思ってしまった。


             george duke2


私はこのGeorge Dukeのように、

年齢を重ねていけるだろうか。



Sweet Baby - George Duke
  1. 2008/11/15(土) 19:55:30|
  2. Soul Music
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

「Sexy Cinderella」 Lynden David Hall

グリム童話のシンデレラのように清楚ではない。

内に毒牙をひそめ、

その唇の横で軽く微笑んでいる。


ガラスの靴ではないピンヒールは、

清楚さとは確かにかけ離れていた。


            Cinderella.jpg



Lynden David Hallの「Sexy Cinderella (1999)」に鼓膜を揺らされ、

その甘美な毒は瞬く間に身体をめぐり、

心なしかまばたきの回数が多くなってきた。


この曲のもつsensualな甘美さとアルコールが身体中に染み渡る頃、

日付が変わってしまったことに気がつかないほどに正気を奪われていた。


90年代の終わりに生まれたこの曲は、

人間の内に潜むそんな野蛮なものに語りかけるような、

汚れた調べを持っていた。


そんな調べを奏でたこのLynden David Hallというアーティストは、

2004年に不幸にも悪性リンパ腫を患い、

その2年後の2006年に31歳の若さでこの世を去った。


               Cinderella2.jpg


私はLynden David Hallの不埒な調べに、

現在もなお翻弄されることがある。



Sexy Cinderella - Lynden David Hall
  1. 2008/11/08(土) 21:02:29|
  2. Soul Music
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

「Come Over」 Cheryl Pepsii Riley

東京では今年初めての木枯らしが窓を揺らし、

私は思わず、Cheryl Pepsii Rileyという女性シンガーの「Let It Be Me (2006)」という盤に手を伸ばす。


「Come Over」という曲が、私の怠惰、不活性、遅れ気にゆっくりと添い寝をし始めた。


             cheryl3.jpg



Sensualityとは肉体で表現するものではなく、

その奏で出す音色から零れ落ちるものなのだ。

少なくともSoul Musicの世界ではそうなのだ。


この「Come Over」に触れそんなことを感じた。


肉体が進化しても、精神性の進化がなければ、

Soul Musicは進化しない。

Soul Musicとはそういう音楽だと思っている。


この「Come Over」が私に染み渡り、

私はゆったりとした気持ちになる。


心地よい。


多くの新しいSoul Musicは時代が進むと共にその質を落としているけれど、

一部の美しく新しいSoul Musicがその進化を牽引している。


このCheryl Pepsii Rileyの「Come Over」に触れ、

このSoul Musicという音楽が現在も進化を続けていることを知り嬉しい。


             cheryl2.jpg


私はいつまでこの美しさと

戯れていられるだろうか。



Come Over - Cheryl Pepsii Riley
  1. 2008/11/02(日) 00:08:16|
  2. Soul Music
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10

プロフィール

showzono

Author:showzono

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

アクセス解析

ドメインホスティングSEO対策ショッピングカート広告

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ご意見・ご感想はこちらへ

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。