SOUL MUSICを聴こう

全ての汚れた同志たちに捧ぐ

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「I Too Am Wanting」 Syreeta

深い夜に落ちてきたひとしずく。

私の魂にゆっくりと波紋を広げ、

私はいとも簡単に魔法にかけられる。


静かにうねる弦たちと、

David T. Walkerのギター。

Leon Wareによって丹念に織り成されたそのメロディは、

私の体内の歪んだ熱を鎮めてくれた。


Syreetaの「I Too Am Wanting (1977)」。


             syreeta~~~~_onetoone~_101b.jpg



Marvin Gayeの「I Want You (1976)」、Leon Wareの「Musical Massarge (1976)」の翌年にリリースされた「One To One (1977)」に収録されているこの曲は、

その至高の二作と同じLeon Wareのプロデュースにより、

同じプレイヤーたちの手によって、

レコーディングされた。


このことが意味していることは、

この曲が紛いのない「結晶」であるということ。


Syreetaの研ぎ澄まされた声色は、

30年という時間軸を超えて、

私の中の残り少ない純粋性に語りかけ、

私を得も知れぬ美しい場所にいざなってくれた。


             Syreeta-(Nice)-2004.jpg



もしも世界が終わりに近づいて、

太陽の昇らないような毎日が続くとしたら、

私はこういう音楽に包まれたいと思う。


このSyreetaの「I Too Am Wanting」に触れて何も感じない人とは、

私は深く知り合うことはできないだろう。

残念だけれど。


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  1. 2007/10/20(土) 21:44:01|
  2. Soul Music
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
<<「Sumthin' Sumthin'」 Maxwell | ホーム | 「What’s Your Name」 Leon Ware>>

コメント

show_zonoさん、コチラでのコメントは久しぶりです。
おはようございます。

研ぎ澄まされたこの美しい声のSyreetaさん・・
初めて聴きました。

この曲が、まず、70年代の曲っていうのが、
信じられないほど・・音が鮮明で綺麗ですね。

わたしには、狂おしいほど・・
装飾してしまう身の歪みと
雑草の中で、咲く小さな花に
なったような・・・厳かな響きです・・

ひとつぶ 
ふたつぶ
流れる朝の雫に似ています。
思うままに書いてしまったので。。
ちょっと、、意味不明になってしまいました・・

思いは伝わるでしょうか。。。
  1. 2007/10/22(月) 08:50:24 |
  2. URL |
  3. JJ #-
  4. [ 編集]

JJさん、コメントありがとうございます

Syreetaの声には初めて触れられましたか。

この時代のLeon Wareによる作品群は私にとって最もコアな作品たちなのです。

そのなかの作品(あえて「結晶」と呼ばせていただきます)の1曲がこのSyreetaによる「I Too Am Wanting」です。

Syreetaの声色は当時の女性Soulシンガーと比較してかなりソフィスティケイトされています。
その声色が独特の屈折感と美しさを持つLeon Wareのメロディとマッチしています。

>もしも世界が終わりに近づいて、太陽の昇らないような毎日が続くとしたら、 私はこういう音楽に包まれたいと思う。

という形容が大げさに聞こえないほどに美しい曲です。

>ちょっと、、意味不明になってしまいました・・

思いは充分に伝わりましたので大丈夫ですよ。(笑)
  1. 2007/10/22(月) 22:46:44 |
  2. URL |
  3. show-zono #WkRHyY6E
  4. [ 編集]

>もしも世界が終わりに近づいて、

>太陽の昇らないような毎日が続くとしたら、

>私はこういう音楽に包まれたいと思う。

こんなにも美しい旋律と
女神のような歌声の虜になって
身も心も滅ぼされたい。
本当の 安らぎはこちらだよ、と手招きしているようです。

でも やっぱり
だからって
どうかそんなかなしいことをいわないでください。
とてもかなしくなりました。
どうしようもなくかなしくなりました。
すごい曲。そしてあなたのこの言葉たちもです。
  1. 2007/10/24(水) 00:11:44 |
  2. URL |
  3. m-asa #-
  4. [ 編集]

m-asaさん、コメントありがとうございます

この「I Too Am Wanting」でのSyreetaは私にとって特別な感傷を与えてくれます。

Leon Wareによる屈折したあまりにも美しい旋律、David T. Walkerのギター、うねるような弦たち、そしてSyreetaの淀みのない声色。

ただの安らぎではない、特別な感情。

それが、

>もしも世界が終わりに近づいて、
>太陽の昇らないような毎日が続くとしたら、
>私はこういう音楽に包まれたいと思う。

という表現になってしまいました。哀しい気持ちになられたのであれば申し訳ありません。

>すごい曲

同感です。

>このSyreetaの「I Too Am Wanting」に触れて>何も感じない人とは、私は深く知り合うことはできないだろう。

m-asaさんとは勝手ながら深く知り合えそうな気がします。
  1. 2007/10/24(水) 00:22:40 |
  2. URL |
  3. show-zono #WkRHyY6E
  4. [ 編集]

「分かり易いSoul」とは別の方向へ向かっていて、
免疫のない人には収まりどころが見当たらない曲かもしれませんね。
でも、Leon Wareの曲を好きな人間にとっては、それがたまらなくいい。
Syreetaの祈るようなvocalも似合っていていい。
この曲でのSyreetaの声は、どこか真実味を帯びていて好きです。

Leon Wareならではの曲、バランス良く溶け込んだ楽器の音色とvocal。
こういう曲こそ、説明の要らない「たまらなくいい曲」になってしまうんですね。
まさしく「結晶」です。

…叙情性の欠片もないコメントですみませんが(笑)
  1. 2007/10/24(水) 15:38:15 |
  2. URL |
  3. la_spellbound #-
  4. [ 編集]

>哀しい気持ちになられたのであれば申し訳ありません。

そんな・・・謝らないでください。
この曲のせいなんですよ。
それに感傷的な気分のまま眠るのには慣れていますから(笑)。「だって女の子だもん」(苦笑)。

>m-asaさんとは勝手ながら深く知り合えそうな気がします。

光栄でございます。おしりがかゆいです。
  1. 2007/10/24(水) 21:05:23 |
  2. URL |
  3. m-asa #-
  4. [ 編集]

思い出したのですが
以前のポストで彼の作品について
(いい意味で)こちらの期待を裏切るような(予測不可能な)メロディラインとコード進行で人が創ったとは思えぬ音を紡ぎだす
というようなことをおっしゃっていましたよね。

本当にそうだなと。

型がまるでない。
心に生まれた旋律のあふれるままに
軽やかな鼻歌のようにあらわされた音楽。
無邪気ゆえ儚く、儚いから美しく哀しいのかしら。
さっきからずっと繰り返し聴いて
いろんな思いが湧き出て止まらなくなっちゃってまたまたコメント、
なんというか愚かしい恥ずかしいのですが、お許しください。
  1. 2007/10/24(水) 22:01:32 |
  2. URL |
  3. m-asa #-
  4. [ 編集]

la_spellboundさん、コメントありがとうございます

ご無沙汰しております。

>この曲でのSyreetaの声は、どこか真実味を帯びていて好きです。

大御所と呼ばれたDionne WarwickやAretha Franklinになぜか心をうずめることのできない屈折した私の魂をSyreetaは受け止めてくれました。

特にLeon Wareらしいこの編成でのSyreetaのこの声色は私にとってはとてもコアなものとなります。
まさしく私にとっては「結晶」という存在の楽曲です。

>…叙情性の欠片もないコメントですみませんが(笑)

「Musiquarium」の「A Flower Is Not A Flower」のポストでお会いしたかったです。

あちらではあまり出せない温度でしたので。(笑)


  1. 2007/10/24(水) 23:37:42 |
  2. URL |
  3. show-zono #WkRHyY6E
  4. [ 編集]

m-asaさん、再度のコメントありがとうございます

>おしりがかゆいです。

かいて差し上げたいです。(笑)

Leon Wareというアーティストは私のとって特別な存在です。彼がいなかったらSoul Musicというジャンルがここまでソフィスティケイトされることはなかったでしょう。

彼の作品に関しては、以前もこのブログで何度か取り上げましたが、高度な音楽理論に基づいた転調を駆使することで独特の浮遊感を醸し出すのが最大の特徴といえます。

端的にいうと、聴いているうちにどこか知らない場所に連れて行かれてしまうといったところでしょうか。

Syreetaが歌うことでとてもはかなく聴こえてしまいますね。

>もしも世界が終わりに近づいて、
>太陽の昇らないような毎日が続くとしたら、
>私はこういう音楽に包まれたいと思う。

「Soul Musicを聴こう」らしい屈折した比喩になってしまうのです。(笑)
  1. 2007/10/24(水) 23:47:44 |
  2. URL |
  3. show-zono #-
  4. [ 編集]

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